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【院長 若槻隼人 監修】プレオルソの「タイムリミット」とは?手遅れになる前に知っておきたいこと

【院長 若槻隼人 監修】プレオルソの「タイムリミット」とは?手遅れになる前に知っておきたいこと

こんにちは。しろくま歯科医院 院長の若槻隼人です。

お子さまの歯並びが気になる親御様にとって、「プレオルソ」は魅力的な選択肢の一つです。しかし、プレオルソには効果を最大限に引き出せる**「適応時期」、いわば「タイムリミット」**があります。

「もう少し様子を見ようかな」「まだ早いかな」と考えている間に、この大切な時期を逃してしまうと、治療の選択肢が限られたり、お子さまの負担が増えたりする可能性も出てきます。

今回は、プレオルソの「タイムリミット」について、なぜこの時期が重要なのか、詳しく解説します。


1. プレオルソのタイムリミットは「成長期」にある

プレオルソの最も大きな特徴は、お子さまの「成長する力」を最大限に利用する点にあります。このため、プレオルソのタイムリミットは、お子さまの顎の成長が活発な時期、具体的には4歳から10歳頃とされています。

この時期を過ぎると、顎の骨の成長が緩やかになり、プレオルソが目指す「顎の骨の健全な発育誘導」や「永久歯が生えるスペースの確保」といった効果が十分に得られにくくなります。

特に、小学校高学年以降、永久歯列が完成に近づくと、プレオルソ単独での治療は難しくなるケースが増えてきます。

2. なぜタイムリミットを意識する必要があるのか?

タイムリミットを過ぎてしまうと、以下のようなデメリットが生じる可能性があります。

  • 治療の選択肢が狭まる 顎の成長が完了してしまうと、プレオルソのような「顎の成長を促す」治療では対応が難しくなります。その結果、ワイヤー矯正などの本格的な矯正治療(第二期治療)が必要になったり、場合によっては抜歯が必要になる可能性も高まります。
  • 治療期間が長くなる、費用が増える 成長の力を借りられない分、歯を動かすのに時間がかかったり、複雑な治療が必要になったりすることで、治療期間が延び、費用も増えてしまう可能性があります。
  • お子さまの負担が増える 永久歯がすでに不揃いに並んでしまってからの矯正は、大がかりな装置や長期間の治療が必要となり、お子さまの身体的・精神的な負担が増してしまうことがあります。

3. 「もう手遅れかも…」と諦める前に

「うちの子はもうタイムリミットを過ぎているかも…」と感じたとしても、すぐに諦める必要はありません。

年齢だけで治療の可否が決まるわけではありません。 お子さま一人ひとりの顎の成長具合や歯並びの状態は異なります。たとえ推奨年齢を過ぎていたとしても、部分的な改善や、他の矯正方法と組み合わせることで対応できるケースもあります。

大切なのは、「気になる」と感じたときに、まずは歯科医院で専門家にご相談いただくことです。


4. まとめ:プレオルソは「予防」が大切

プレオルソは、将来の美しい歯並びと健康的なお口を育むための「予防矯正」です。この「予防」という視点からも、顎の成長が旺盛な時期に始めることが何よりも重要です。

お子さまの歯並びや口元の癖が少しでも気になる場合は、ぜひ一度当院にご相談ください。院長 若槻隼人が、お子さまの現在の状態を正確に診断し、プレオルソが適しているか、また最適な治療開始時期について、詳しくご説明させていただきます。

手遅れになる前に、お子さまの未来の笑顔のために、一緒に最善の選択をしましょう。

しろくま歯科医院 院長 若槻隼人